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国会議員が民間人37人を告訴、NLD政権下

「表現の自由」を擁護するミャンマーの活動家団体、アタン(Athan=ミャンマー語で「声」)の調査で、現在の国民民主連盟(NLD)政権が発足した2016年3月から19年11月までに、国会議員らが民間人を告訴した件数は22件、告訴された民間人の数は計37人に上ることが明らかになった。電子メディアのイラワジが12月24日伝えた。

同調査によると、職務の執行に関して議員を批判した疑いで、議員や関係者により民間人が告訴された件数は22件。このうち13件では議員が直接、警察に被害届を出し、残る9件は議員に近い関係者が訴えを起こした。警察に直接被害届を出した議員は11人で、全てNLD所属議員だった。

13件は「電気通信法」、6件は「市民のプライバシーと安全保護法」、3件は「刑法500条」(名誉毀損罪)がそれぞれ適用された。

アタンのイェ・ワイ・ピョー・アウン氏は「ほとんどのケースは、議員に対する政治批判を名誉棄損として告訴したもの」とした上で、「民主主義や表現の自由に関する国際基準に従えば、議員や政治家は政治批判をした民間人を告訴すべきではない。こうした行為を禁じている国もある」と述べた。

国軍に告訴された経験を持つ弁護士は「政府が真の民主政治を目指すのであれば、表現の自由を規制する法律を改正し、議員が民間人を名誉棄損で告訴することを禁じる法律を制定すべきだ」との考えを示した。

調査報告書は議員らに対して、民主主義の価値を理解し、民間人からの批判を真摯に受け止めるよう要請したほか、表現の自由を侵害することを止め、告訴を即刻、取り下げるよう求めた。


関連国・地域: ミャンマー
関連業種: 政治社会・事件

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