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独VW、比の自動車振興策には参加せず

独自動車最大手フォルクスワーゲン(VW)のフィリピン法人は11日、政府が自動車産業振興策の柱として導入する「包括的自動車産業振興戦略(CARS)」について、メーカーへの助成金交付の条件が厳しすぎるとして、参加しない意向を表明した。14日付ビジネスミラーなどが伝えた。

VWは現在、フィリピンで生産を行っていないが、先に最大2億米ドル(約241億円)を投じて組み立て工場の建設を検討していると明らかにしていた。

大統領令(EO)第182号として今年5月に公布されたCARSは、国内自動車産業の底上げを図るもので、3車種の生産を対象に6年間で最大270億ペソ(約700億円)の支援を行う。1車種への支援額は最大90億ペソとなる。1メーカーにつき1車種が原則。各車種とも6年間で累計20万台以上を生産することが適用条件となっている。

VWフィリピン法人のジョン・オルベタ社長兼最高経営責任者(CEO)は記者団に対して、6年間で20万台生産という支援条件は既存メーカーを優遇するもので、VWのようにフィリピンに初進出するメーカーには「魅力的でない」と発言。支援を受けるためには年3万3,000台の生産が必要となるが、VWの計画ではフィリピン向けが年1万台、東南アジア向けが年1万5,000台となっており、要件を満たすのは不可能として、CARSへの不満を示した。


関連国・地域: フィリピン欧州
関連業種: 自動車・二輪車マクロ・統計・その他経済

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