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淡水化施設やダムの増設必要?干ばつ対策で

オーストラリアでは30年間にわたり干ばつが続く可能性があり、水不足に備え、淡水化施設やダムの増設、沿岸部を流れる河川を内陸部に引き込むなど、数十億豪ドル規模に上る計画を検討する必要がある――。ニューサウスウェールズ(NSW)州計画・産業・環境省の水資源部門のジム・ベントリー最高責任者が指摘した。26日付オーストラリアンが報じた。

ベントリー最高責任者はシドニーで開催された経済開発委員会の席で、NSW州政府が、シドニーの淡水化プラントの処理能力を2倍に拡大することを検討していると説明。同淡水化プラントは、シドニーで消費される水の15%を賄うことが可能だが、これをさらに拡大したい考えという。また、同州中西部にあるウィンガラ(Wyangala)・ダムについても、総額6億5,000万豪ドル(約472億円)を投じて高さを引き上げ、貯水能力を2倍に引き上げること検討していると話した。

英系の全国紙ガーディアンは先ごろ、NSW州政府がクラレンス川を含む沿岸部の河川4本について、複雑なパイプライン網やダム、揚水施設などを活用して内陸の河川につなげる計画の調査を行っていると報じていた。ただ、これを実現するには60億豪ドル以上の費用が必要になるとみられている。

ベントリー最高責任者は、「新しい大規模な水計画は、沿岸部よりも内陸部で実施される可能性が高い」とした上で、「未来の水資源の確保に向け、あらゆる選択肢を検討している」と話した。


関連国・地域: オーストラリア
関連業種: 電力・ガス・水道マクロ・統計・その他経済

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