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【アジアを走れ、次世代モビリティー】自動運転の未来都市、実現なるか

中国・雄安新区訪問記
中国政府が世界最高のハイテクと環境対応の未来都市「雄安新区」を北京近郊に建設すると発表したのは2017年4月だ。「国家、千年の大事業」とされ人口2,000万人を超える北京の機能の一部を、東京23区の3倍近い広大な土地(面積1,700平方キロメートル)に移転させる狙いだ。発表から1年後にはモデル地区とも呼べる「雄安市民サービスセンター」が完成。自動運転バスや無人移動販売機、無人清掃車が走り回り、スーパーマーケットも無人という未来型都市ができたと報じられているが、実際はどうなっているのか。(文・写真=NNA東京編集部 遠藤堂太、写真はいずれも雄安新区内)