• 印刷する

日韓からの訪台客増加、摩擦で振り替えか

台湾を訪れる日韓からの旅行者が直近で増えているようだ。7月は日韓ともに2桁の伸び幅を示した。日韓間の貿易摩擦に伴い、旅行先を台湾に振り替える動きが背景の一つとみられている。5日付自由時報が伝えた。

台湾交通部(交通省)観光局によると、1~7月に台湾を訪れた日本からの旅行者は前年同期比8.8%増の112万4,700人、韓国からは10.1%増の62万8,300人だった。このうち日韓の貿易摩擦が始まった7月は、日本からが前年同月比12.7%増の14万5,700人、韓国からが15.5%増の7万2,000人となり、ともに今年平均の伸び幅を上回った。

夏季の旅行需要が伸び幅を押し上げたとも考えられるものの、自由時報は、「日韓間の摩擦を受け、両国の消費者が旅行先を日韓から台湾に振り替えた恩恵を受けた」とする観光業界の見方を伝えた。各地のホテルでも日韓からの宿泊者が増えているという。

台湾ホテルチェーン大手の晶華国際酒店集団(FIHグループ)は現状を好機とみて、韓国に人員を派遣して現地旅行代理店などに向けて、台湾観光をアピール。MICE(会議、視察、国際会議、展示会・見本市)需要を狙って、韓国を代表する大手企業も訪問した。

ホテル運営を手掛ける台湾の寒舎集団も同様に、韓国からのインセンティブツアーや企業の出張の需要をつかもうと動き出している。寒舎集団のホテルでは日韓からの団体ツアーの予約が伸びているという。


関連国・地域: 台湾韓国日本
関連業種: サービス観光マクロ・統計・その他経済政治

その他記事

すべての文頭を開く

台湾のクルーズ市場、3倍以上に拡大余地(19:51)

テイクオフ:「麻酔を打つのは、子宮…(10/14)

中国訪台規制、影響が鮮明化 国慶節効果なく、リストラ続出も(10/14)

TSMCの9月売上高、高水準を維持(10/14)

聯発科技、9月売上高は1年ぶり高水準(10/14)

台湾の陽明海運、カンボジア含む路線新設(10/14)

日月光投資控股、9月売上高が過去最高更新(10/14)

南亜科、3Q純利益は3年来の低水準(10/14)

AD調査を半年延長、日台の工作機械(10/14)

トリプラ、台湾でホテル向けAIサービス(10/14)

すべての文頭を開く

※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社NNAは一切の責任を負いません。

NNAからのご案内

出版物

SNSアカウント

各種ログイン