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韓企のNSW港LNG輸入基地、承認に前進

オーストラリア・ニューサウスウェールズ(NSW)州政府が、液化天然ガス(LNG)浮体式プラント(FLNG)ターミナルの開発を手掛ける韓国のエナジー・プロジェクツ&インフラストラクチャー・コリア(EPIK)による、ニューカッスル港での輸入ターミナル建設案について、「州に重要な計画」として承認手続きを加速する考えを示している。実現すれば州の電力需要の最大80%を賄える見込みで、2022年に同州リデル石炭火力発電所が閉鎖された後の安定した電力確保を急ぎたい考えだ。13日付地元各紙が伝えた。

EPIKが計画する総工費5億8,900万豪ドル(約426億円)の「ニューカッスル・ガスドック」は環境評価の前段階だが、インフラ施設として、第三者によるLNGの調達と販売を可能にする。同州のバリラロ副首相は、ガス輸入量は年110ペタジュールで、リデル発電所閉鎖前の22~23年までに始動できるとの見方を示した。同地ではリデル発電所を保有するエネルギー大手AGLエナジーが、ガス火力発電所建設を計画している。

同州では鉄鉱石採掘大手フォーテスキュー・メタルズ・グループ(FMG)のフォレスト会長と、東京電力と中部電力の合弁会社JERAと丸紅が参画する、LNG輸入事業のオーストラリア・インダストリアル・エナジー(AIE)によるポートケンブラのLNG輸入プロジェクトがすでに承認済みだ。

同州政府と連邦政府は先にリデル発電所閉鎖後のガス供給の安定化に向けたタスクフォースを設置した。エネルギー市場の管理・運営を担うエネルギー市場オペレーター(AEMO)は、23年以降に東部州は深刻なガス不足に陥り、これにより製造各社の一部は閉鎖に追い込まれる可能性があると警鐘を鳴らしている。


関連国・地域: 韓国オーストラリア
関連業種: 運輸天然資源電力・ガス・水道マクロ・統計・その他経済

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