NNA ASIA

【アジア取材ノート】 アジアで沸騰、日本の温泉文化

ホスピタリティ企業の進出加速
日本の温泉文化がアジアに広まりつつある。温泉文化に触れた訪日観光客が、それぞれの母国でも日本式の温泉や温浴施設を利用したいと考える人が増え、そうしたニーズを取り込もうと日本企業がアジアで温泉施設を開発する動きが加速している。温泉旅館を前身とする星野リゾート(長野県軽井沢町)と、千葉県などで温泉リゾートを運営するホテル三日月グループ(千葉県勝浦市)は、それぞれ台湾とベトナムに進出。自然との一体感を前面に押し出し、日本の温泉文化を満喫できるリゾート施設を提供する。(文=NNA東京編集部 須賀毅)