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テイクオフ:政府による大規模な環境…

政府による大規模な環境改善事業が始まる前、悪臭漂うマニラ湾の沿岸では週末になると市民団体が清掃活動を行っていた。防波堤に色鮮やかな波が押し寄せる。目をこらすと、正体はプラスチック製ストローだった。

プラごみの海洋排出量が世界3位のフィリピン。首都圏各市が世界に先駆け、プラ製のストローとレジ袋を条例で禁止していることは国外で知る人は少ない。モンテンルパで11年、ケソンなど4市で12年、マカティでは13年に施行。昨年末には全国で使い捨てプラ製品を禁止する法案も下院に提出された。

なぜごみが減らないのか。世銀は「回収やリサイクルのシステムが構築されていない」と指摘する。飲料大手や財閥は最近、再生プラの利用に本腰を入れ始めた。中国を皮切りに、先進国からのプラごみ輸入制限・禁止措置も東南アジアで相次ぐ。行き場を失ったごみの行方はいかに。(堀)


関連国・地域: フィリピン
関連業種: 社会・事件

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