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米電子メーカーが中国から工場移転、貿産省

フィリピンの貿易産業省輸出貿易促進局(BETP)は、米国の電子部品メーカー、エバー・ウィン・インターナショナルが、中国の工場の一つを閉鎖しフィリピンに移転すると明らかにした。コスト上昇を回避するための生産移転という。米中貿易摩擦による中国離れの動きで、フィリピンが受け皿になる可能性があるとみている。2月28日付地元各紙が報じた。

BETPのペルラダ局長によると、エバー・ウィンは既にフィリピンに工場を確保しており、生産開始に向けた準備を進めている。中国に複数持つ工場のうち、まずは1カ所の生産ラインが移管されるという。 

ペルラダ氏は「エバー・ウィンにとってフィリピンは移転先の一つだ」と指摘。複数の国に生産を分散させ、一極集中のリスクを軽減しようとしているとの見方を示した。

同氏は「米中貿易摩擦は一側面に過ぎない。中国の急成長で同国の生産コストが大きく上昇していることが、メーカーが同国からの移転を進めている要因だ」とも話した。エバー・ウィンのほか、人工知能(AI)と集積回路(IC)チップをそれぞれ手掛ける米国企業もフィリピンへの生産移管を検討しているという。


関連国・地域: 中国フィリピン米国
関連業種: IT・通信マクロ・統計・その他経済政治

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