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【アジア取材ノート】新都市、ジョホール沖に現わる

フォレスト・シティーの今(上)
マレーシア・ジョホール州の沖合の人工都市「フォレスト・シティー」が着実な成長を続けている。東京ドーム43個分まで広がった埋め立て地には、「衣食住」に学校や宿泊の各施設が整い、そこに住む「都市住民」も生まれている。順調に見える開発だが、今年5月の政権交代後、中国投資や計画の持続性などを巡る懸念も高まっている。2016年3月の正式着工から2年半、「20年後の70万人都市」の開発現場を訪ねた。(文・写真=NNAマレーシア 北原知也)