テイクオフ:お墨付きというものは、…

お墨付きというものは、ないよりはあった方が頼もしい。ニューデリーで入った布屋は、ラジャスタン州政府が運営する店だった。買い物中、「うちは政府公認だから安い、心配ない」と店員から10回は念を押された。たしかに相場より安く、物も良かった。

29の州と7つの連邦直轄領から成るインドでは、この種の権威付けが好まれるのかもしれない。政府公認のヨガインストラクターや政府御用達の紅茶鑑定士と、当局の後光をまとった名称をよく耳にする。

形のないものだけに見極めが必要なときもある。観光地では看板に「GOV」や「GOVERNMENT」の文字を掲げた旅行代理店が少なくない。観光局の出先機関を装っているのだろう。実態は政府とは関わりの無い自営の店で、高額なツアーを勧められるらしい。「消防署の方から来ました」に見られる権威を利用した商法は世界共通のようだ。(成)


関連国・地域: インド
関連業種: 社会・事件

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