テイクオフ:12日の米朝首脳会談は…

12日の米朝首脳会談は、シンガポールの名を世界に知ってもらう絶好の機会だった。

世界中の報道陣が集まる国際メディアセンターでも、自国の宣伝に力が入っていた。13日には海外メディア向けに国内視察ツアーを実施。世界遺産の植物園や新興住宅街を回ったという。人気の観光地や最新の都市開発を知ってもらおうという狙いか。視察といえば、北朝鮮の金正恩委員長は11日夜、観光名所のマリーナ・ベイ・サンズ(MBS)などを訪れ、「シンガポールに対する立派な印象を持った。その知識や経験を多く学びたい」と話したという。金氏が資本主義の国を褒めるのは珍しいとか。目覚ましい経済発展を遂げた当地の景観に一番感銘を受けたのは、同氏だったかもしれない。

シンガポールが得意とするインフラ整備で、かの国から将来協力を求める声が出るかもしれないと思うのは、あまりに楽観的だろうか。(雪)


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