一帯一路の食品展、香港で来月末開催

中国の現代版シルクロード経済圏構想「一帯一路」をテーマとした初の食品見本市「第1回香港一帯一路国際食品展」が6月27日から29日まで、ランタオ島のアジア・ワールド・エキスポ(AWE)で開催される。一帯一路沿線を中心に35の国・地域の食品関連企業や団体が約600の展示ブースを出展することが現在までに決まっている。21日付香港経済日報が伝えた。

会場は「食品貿易」、「スナックブランド」、「ハラルフード(イスラム教の戒律で許された食品)」、「投融資」、「専門サービス」の5テーマに分ける。出展国・地域を見ると、北朝鮮が国際貿易見本市としては初めて参加し、高麗人参や高麗人参茶などの農産物を展示する予定だ。一帯一路に属さないものの、カナダの食品販売業者が中国本土をはじめとするアジア市場の開拓に向けて、カナダ産の各種農産物を紹介する。

会場内には、貿易コンサルタント向けの専用ゾーンも設けられ、企業のマッチングや貿易実務に絡む法律アドバイスなどのサービスを売り込む場となる。

見本市は香港企業の恒揚展覧策画が主催し、今後は年に1回開催する予定。恒揚展覧策画の幹部は、「一帯一路は約40億の人口をカバーし、商機は無限だ。見本市の開催を通じて、各地の農産物を沿線国・地域に売り込んでいくためのプラットフォームを提供したい」と述べた。特にハラルフードは、イスラム教徒の増加に伴って世界各地に市場が存在しており、本土でも健康志向の高まりに伴い、有機食品と並んで需要が増えていると紹介した。

香港企業にもたらす商機については、「香港が持つ物流ハブとしての機能を使えば、さまざまな地域の食品を一帯一路沿線エリアに輸出することができる。香港は本土への輸出を考える海外食品メーカー向けの貿易アドバイザー業務でも存在感を高めることが可能だ」と指摘した。


関連国・地域: 中国香港北朝鮮カナダ
関連業種: 経済一般・統計食品・飲料社会・事件政治

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