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コーヒー価格下落、輸出企業多数が債務危機

多くのコーヒー輸出会社が豆の価格変動で損失を被り、債務不履行の恐れに直面している。生産者価格が高かった時期に買い付けた豆が、ここ3カ月近くの間に値下がりして、銀行融資の返済ができなくなったためだ。11日付トイバオキンテー電子版などが報じた。

コーヒー産地である中部高原各省における豆の価格は、3月前半の1トン当たり4,600万ドン(2,190米ドル、約21万円)から、先週末には3,980万~4,020万ドンに値下がりした。

背景には国際価格の下落があり、ロンドン市場では先週、ロブスタ種の価格が1トン当たり45米ドル下がった(下落率2.38%)。

農業・地方開発省によれば、5月のコーヒー輸出量は10万9,000トン、輸出額は2億2,600万米ドルにとどまった。1~5月期では輸出量が69万7,000トン、輸出額は14億9,000万米ドル近くで、前年同期に比べて、それぞれ23.2%、21.7%減少した。

コーヒー生産者や仲買人は、1トン当たり4万4,000~4万5,000ドン以下では売りたがらないため、スイスのボルカフェ・グループによれば、価格が低迷する現在、買い付けが極めて難しいという。

コーヒー輸出企業は、1トン当たり4,600万ドンと高騰していた今年初めに豆を大量に買い付けたため、その後の値下がりで損失を被り、債務返済が困難になっている。

先週は、南部ビンズオン省のコーヒー輸出大手チュオンガン社に、軍隊銀行(MB)やベトナム国際銀行(VIB)など7銀行の行員数十人が詰め掛けて、6,000億ドンの融資の返済を迫り、抵当のコーヒー倉庫を差し押さえる事態が発生している。

農業・地方開発省はこのほど、コーヒー輸出への融資について返済猶予をグエン・タン・ズン首相に提案した。


関連国・地域: ベトナム
関連業種: 食品・飲料マクロ・統計・その他経済

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