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【パキスタン】存在感高める中国

第2回 過剰債務に懸念、日本不在響く

パキスタンでは5年前、街を歩くと「ハロー」と声を掛けられた。それが今では「ニイハオ」だ。中国による5兆円規模の大型インフラ投資「中国パキスタン経済回廊」(CPEC)が2015年に本格始動。電力を中心とするインフラ改善や建設関連投資が進む。貿易赤字や債務拡大が懸念されるが、両国間の経済・人的交流は着実に拡大。日本の存在感は薄れつつある。【遠藤堂太】

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