マニラ水道がタイ進出、同業に19%出資

マニラ首都圏東部などで水道事業を手掛けるアヤラ財閥系マニラ・ウオーター(MWCI)は19日、タイの同業イースタンウオーター・リソーシズ・デベロップメント・アンド・マネジメント(イースト・ウオーター)の株式18.72%を取得すると発表した。東南アジアで事業を拡大する戦略の一環で、タイの水道事業に初参入する。

MWCIは同日、株式を保有する同国の民間発電大手エレクトリシティー・ジェネレーティング(EGCO)と契約を締結した。買収額は明らかにしていない。支払いには手元資金と銀行借り入れを充てる予定だ。

イースト・ウオーターは、経済特区(SEZ)「東部経済回廊(EEC)」に指定されるチョンブリ、ラヨーン、チャチュンサオの3県にある計11カ所で、工業団地向けに原水・水道水を供給している。MWCIは、EECへの投資拡大が見込まれ、事業の将来性が高いと判断した。

MWCIは、ホーチミン市の水道事業者などベトナムの3社に出資するほか、インドネシアの西ジャワ州バンドン市で盗水などで水道料金が回収できない無収水(NRW)の削減、ミャンマーのヤンゴン市では漏水削減に関するパイロット事業を実施し、本格参入の機会をうかがっている。


関連国・地域: タイフィリピン
関連業種: 電力・ガス・水道金融・保険

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