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HCM市で未熟練労働者の流出続く

ホーチミン市では、縫製をはじめとする労働集約産業や小売りなどサービス業で、未熟練労働者の求人難が深刻化している。多くの労働者が「都市より地方が暮らやすい」と、ホーチミン市を離れていることが主な理由だ。14日付VNエクスプレスが報じた。

ホーチミン市における5月の求人全体のうち、未熟練労働者の求人が48%を占めるが、通常の方法で求人しても、労働者を集めるのが難しい状況だ。

5区で縫製工場を経営する男性タンさんは、今後2カ月間の受注をこなすため、ここ数日、縫製労働者10人を雇い入れようと複数の仲介所に求人を出しているが応募はなく、電柱や壁にまで貼り紙しているという。

ビンタイン区の家具会社で管理職を務める男性フンさんも、「荷役と組立補助の労働者10人を求めているが3人しか応募がない。労働者は2カ月もして仕事に慣れたかと思うと辞めてしまう。月350万ドン(167米ドル、1万6,900円)~400万ドンでは生活できないという。求職者も腰かけのつもりで応募しており、ほかに良い職場が見つかると、すぐにそちらへ移る」と話している。

ベトナム縫製協会(VITAS)のファム・スアン・ホン副会長(ホーチミン市縫製・刺繍協会会長)によれば、業界の受注は昨年同期に比べて15~20%増えており、現在の労働者総数の10%に相当する求人が必要になっているが、募集は容易でない。熟練労働者の場合、現在の収入が安定していれば、他の会社に移りたがらず、求人して引き抜くのも難しいという。

未熟練労働者の場合には、ホーチミン市から、より暮らしが楽な地方に戻る傾向が見られる。タンビン区にあるベーキングパウダーの販売店で2年間荷役の仕事をしている男性ヒエンさん(21)は、「1日8時間働いても月300万ドン程度にしかならず、故郷への仕送りもわずかしかできない。2カ月後にはソクチャン省の故郷で車両修理の助手になるつもりだ。賃金はホーチミン市の仕事とほとんど同じだが、気が楽だ」と話す。


関連国・地域: ベトナム
関連業種: 繊維マクロ・統計・その他経済雇用・労務

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