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マヒンドラ、米デトロイトに自動車工場

マヒンドラ・グループが新たに開設した工場=米ミシガン州デトロイト(同グループ提供)

マヒンドラ・グループが新たに開設した工場=米ミシガン州デトロイト(同グループ提供)

インドの自動車大手マヒンドラ&マヒンドラ(M&M)は20日、米ミシガン州デトロイトで新工場の開業式を開催した。新工場は北米における本部としても機能する。当初はレクリエーション用のオフロード車両を生産するが、将来的には電気自動車(EV)の販売も視野に入れている。

米国のグループ会社、マヒンドラ・オートモーティブ・ノース・アメリカ(MANA)による総額2億3,000万米ドル(約259億円)の事業拡大計画の一環。新工場では来年初めからオフロード車両「ロクサー」の生産を始める。1年目の生産台数は約5,000台を計画しており、2018年第1四半期(1~3月)中に年産1万2,000台のフル生産体制が整うという。稼働に当たって、従業員数を250人に増やした。20年までに新たに400人を増員するほか、6億米ドルを追加投資するという。

マヒンドラ・グループのアナンド・マヒンドラ会長は、「新工場は米国で存在感を高めるマヒンドラの象徴だ」と語り、今後も同国におけるマヒンドラ・ブランドの浸透に注力する考えを強調。オフロード車両を皮切りに、他の車両の展開を考えていることを示唆した。

マヒンドラ会長は、米国を電気自動車(EV)の販売市場としても位置付けている。マヒンドラは現在、インド国内で小型車「e2o(イー・ツー・オー)」やセダン「eVerito(イー・ベリト)」などのEVを生産しているが、16年に買収したイタリアの自動車設計会社ピニンファリーナの設計による高級EVの開発を進めている。

デトロイトで新たに自動車メーカーの工場が稼働するのは、1992年のフィアット・クライスラー(FCA)以来25年ぶり。米国では農機メーカーとしての知名度が高いマヒンドラだが、米ニューヨークタイムズは、「インドの自動車メーカーの進出は、世界のモータリゼーションをけん引してきたデトロイトにとって新たな歴史」と伝えている。


関連国・地域: インド
関連業種: 自動車・二輪車

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