海外赴任のためのセミナー、NNAなど開催

株式会社エヌ・エヌ・エーと株式会社レオパレス21は9日、「NNA海外赴任セミナー=赴任者、管理者が押さえておきたいポイント」を東京で開いた。新たに海外赴任する社員と送り出す本社総務・サポート部門が知っておくべき海外での情報収集術や社会保険制度、不動産事情について各講師が紹介した。

社会保険労務士法人みらいコンサルティングの特定社会保険労務士、福本祐子氏は「サポート部門として知っておきたい海外駐在員のための日本の社会保険制度」と題して講演。日本の社会保険の資格を継続したまま海外赴任すると、海外中のけがに対しても給付されるほか、メンタルヘルスなどの疾病になった時、帰国後の傷病手当などが手厚い。どうやって海外赴任させる社員に福利厚生を維持させるかが注意点になると強調した。

レオパレス21の宮崎眞一氏は「グローバル企業のための海外不動産事情~ベトナム編~」をテーマに、日系企業の進出が活発な首都ハノイと商業都市、ホーチミンの賃貸契約の特徴や家賃相場などを話した。ベトナムの日系企業数は約1,600社、在留邦人は約1万6,000人に上っている。両都市とも旧市街地から郊外への都市化開発が進み、新興住宅地で増えているのが外国人向けの分譲賃貸マンションであるコンドミニアムで、「賃料がリーズナブルな割に敷地内にプールがついているなど施設が充実しており、日本人駐在員にも人気になっている」と話した。

中国返還前後の香港や中国本土など海外特派員としての経験を持つエヌ・エヌ・エーの岩瀬彰代表取締役社長は「海外駐在員のための情報収集術」を解説。アジア各地で中国資本や華人の存在感が高まり、中国語で書かれた新聞の華字紙を通じた情報収集も重要になってきているなどと話した。セミナーには海外展開する企業の関係者ら約70人が参加し、熱心にメモなどを取っていた。

みらいコンサルティングの福本祐子氏は海外駐在生活にかかわる社会保険制度について解説=9日、東京(NNA撮影)

みらいコンサルティングの福本祐子氏は海外駐在生活にかかわる社会保険制度について解説=9日、東京(NNA撮影)


関連国・地域: ベトナム日本
関連業種: 経済一般・統計医療・薬品建設・不動産マスコミ・出版・広告社会・事件政治

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