50億豪ドル(約4,900億円)に上るオーストラリアのコンビニエンスストア業界で、最大手のセブン―イレブンがさらなる成長に向けアクセルを踏み込んだ。日本のセブン&アイ・ホールディングスが買収したことによる日本式運営ノウハウを武器に、店舗数を今後5年で約3割増の1,000店舗にし、市場シェアも現在の約3割から45%に拡大する計画だ。セブンイレブンインターナショナル会長兼セブンイレブンオーストラリア・エグゼクティブチェアマンの阿部真治氏とセブンイレブンオーストラリアのフィオナ・ヘイズ最高経営責任者(CEO)は、「成長の鍵は『差別化』にある」と力説した。【オセアニア食品農業専門誌ウェルス編集部】