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【現場ウオッチ】行けば「何か」がある 実録・ラオス特区訪問

『ラオスにいったい何があるというんですか?』。村上春樹の紀行文集のタイトルだが、ラオスの経済やビジネスにも同じような印象を持つ人は多いと思う。「後発国」に分類され、集積しているといえる産業は、ほぼないと言っていい。同業者に出張でラオスに行くと伝えた時の反応も、冒頭のフレーズと似たようなものだった。(NNAタイ編集長 小堀栄之)