NNA ASIA

【外国企業の日本戦略】電気バスの投入拡大へ

【第3回】中国BYDの現地法人

中国の電気自動車(EV)業界のトップを走ってきた比亜迪(BYD)が、日本に法人を設立したのは2005年。それから11年余り、日本市場に提供してきたのは主にスマートフォン向けリチウムイオン電池だったが、今年から電気バスやフォークリフトなどリチウムイオン電池を搭載した輸送機械の投入を拡大していく計画だ。過酷な交通環境の中国で培ってきた技術ノウハウは、日本など先進国市場でも生かせると自信を示す。