• 印刷する

住金出資のニッケルアジア、同業を完全買収

住友金属鉱山が出資するフィリピンのニッケル採掘大手ニッケル・アジア(NAC)は10日、ルソン島北部イサベラ州でニッケル鉱区を保有するジオジェン(GEOGEN)を完全買収すると発表した。買収額は7億2,000万ペソ(約19億3,300万円)。併せて同鉱区の採掘権を持つニーハオ・ミネラル・リソーシズ・インターナショナルにも10%出資すると表明した。NACはニーハオが3カ所で保有する鉱区の採掘権も取得する見通しだ。

フィリピン証券取引所(PSE)に提出した報告書によると、現在は買収に向けたデュー・デリジェンス(事業・財務状況調査)の最終結果と取締役会の承認を待っている段階。GEOGENが保有するニッケル鉱区の開発可能面積は2,392ヘクタールで、ニーハオが採掘権を保有しているが、NACはこれも取得する。ニーハオは採掘権を手放す代わりに事業利益の20%を得る。

同ニッケル鉱区の埋蔵量は2013年4月時点で8,989万ドライ・メトリック・トン(DMT)。内訳は褐鉄鉱(リモナイト)が4,527万DMT、高品質腐食岩石(サプロライト)が4,462万DMTとなっている。

NACは、ニーハオに10%出資することも決めた。ニーハオは子会社を通じて中部ルソン地方サンバレス州(開発面積5,082ヘクタール)、ビコール地方マスバテ州(同4,137ヘクタール)、ミンダナオ地方ミサミスオリエンタル州(1,944ヘクタール)の3カ所で鉱区を保有。NACは同3鉱区の採掘権も取得する方針だ。

NACは現在、スリガオデルノルテ州タガニート(4,862ヘクタール)、パラワン州リオツバ(990ヘクタール)、スリガオデルノルテ州タガナアン(774ヘクタール)、ディナガト諸島カグジャナオ(697ヘクタール)の4カ所でニッケル鉱区を保有。昨年の出荷量は1,780万DMTだった。

住友金属鉱山は14年9月末時点で、NACに19.05%を出資している。


関連国・地域: フィリピン日本
関連業種: 天然資源マクロ・統計・その他経済

その他記事

すべての文頭を開く

コロナ感染新たに2630人、計29万9361人(09/25)

外出制限、一段の緩和に壁 マニラ首都圏、来月1日以降(09/25)

イロイロ市の外出制限、再び厳格化(09/25)

コロナ感染新たに2180人、計29万6755人(09/25)

民放ABS―CBN、ロペス名誉会長辞任(09/25)

対中政策に変更なし、大統領の仲裁判断言及で(09/25)

シェル、マランパヤガス田の権益45%売却へ(09/25)

経済区庁、登録企業の85%が事業再開(09/25)

すべての文頭を開く

※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社NNAは一切の責任を負いません。

の記事は有料サービスご契約者様限定記事です。契約すると続きをお読みいただけます。契約されている方は、画面右側にある各種ログインからログインください。
無料トライアルはこちら
購読申し込みはこちら

NNAからのご案内

出版物

SNSアカウント

各種ログイン