大手コングロマリット(複合企業)サイムダービーの子会社で、米フォード車を販売するサイムダービー・オート・コネクション(SDAC)は、来年は販売を20%増やすことを目標としている。新モデル投入により、目標を達成したい考えだ。国営ベルナマ通信、21日付ビジネス・タイムズが伝えた。
同目標はリー・エウサン社長が20日、記者団に明らかにしたもの。今年にピックアップトラック「レンジャー」、セダン車「フォーカス」、「フォーカスST」の新モデルを発売した同社は、来年は乗用車、スポーツタイプ多目的車(SUV)、商用車で4種類の新モデルを投入する予定で、これが販売を押し上げると期待している。
昨年の販売台数は7,188台。今年は11月時点で6,200台となっている。
一方、フォードのアジア太平洋部門の幹部であるベーマラ氏は同日、マレーシアへのハイブリッド車(HV)投入を検討していることを明らかにした。ただ、同氏は「現時点では何も決まっておらず、いつ決定するかも未定だ」としている。
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