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ASUS、クラウドで日中を攻略、工場など照準

パソコン(PC)世界大手の華碩電脳(ASUS)は20日、クラウドコンピューティングの開発者を集めたイベント「クラウド開発者大会」(ASUS・クラウド・デー)を初めて開き、来年から海外進出を強化し、日本と中国市場を先行して開拓する考えを示した。

22日付工商時報などによると、華碩は2005年からネット上のファイル保管サービス「ウェブストレージ」からクラウドサービスに進出し、現在は個人、企業・団体の双方を対象に事業展開している。

グループのクラウドコンピューティング専門会社、華碩雲端の呉漢章総経理によると、同社の関連サービスの利用者は個人が前年比で倍増し、世界で1,000万人を超えた。欧州は450万人、米州は250万人、アジアは200万人で、アジアの半数は台湾人だという。来年、華碩のノートPC、タブレット端末の出荷が増えると、個人の利用者も増加する見通しだ。

企業・団体向けサービスは今年から始め、利用者は50万人に達した。特に大学との契約締結が好調で、台湾大、成功大、中興大など7大学と締結済み。今年末までに10大学に増える見通し。クラウドコンピューティングに関し、大学の3割以上と契約することになる。

このほか、金融では金融持ち株会社大手の国泰金融控股、医療は行政院衛生署中央健康保険局、秀伝医院や台湾大学医院関連の在宅ケア設備会社などとの提携を進めている。企業・団体向けサービスではリース最大手の中租迪和、大手キャリアの遠伝電信(ファーイーストーン)と提携し中小企業向けの市場開拓も進めている。

呉総経理によると、企業・団体向けサービスは今年はまだ基礎段階で、13年には海外市場進出も計画している。第1の目標は中国と日本だという。中国政府はクラウドコンピューティング・サービスを背景としたスマート・シティー構想を推進中。日本は、工作機械など生産現場での応用で需要が多い。中国、日本のソフト開発業者と提携して市場開拓を進める。


関連国・地域: 中国台湾日本
関連業種: 電機医療・医薬品IT・通信電力・ガス・水道小売り・卸売り社会・事件

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