消費者マインド上昇、金利高で依然低水準
ウエストパック・メルボルン研究所は11日、オーストラリアの2023年7月の消費者マインド指数が81.3ポイントとなり、前月から2.7%上昇したと発表した。月次消費者物価指数(CPI)が5月に5.6%上昇と前月の6.8%上昇から減速したことが押し上げたとみられる。ただ、消費者マインド指数は依然前年同月の水準を3%下回っており、低迷の背景には生活費高騰と利上げへの不安が根強いことがあるようだ。
ウエストパック・メルボルン研究所は11日、オーストラリアの2023年7月の消費者マインド指数が81.3ポイントとなり、前月から2.7%上昇したと発表した。月次消費者物価指数(CPI)が5月に5.6%上昇と前月の6.8%上昇から減速したことが押し上げたとみられる。ただ、消費者マインド指数は依然前年同月の水準を3%下回っており、低迷の背景には生活費高騰と利上げへの不安が根強いことがあるようだ。