インドネシアで近年、1人当たりの食品への支出額が増す中、地場のアグリテック(先端農業技術)企業の成長潜在性が高まっている。エデンファームは、専用アプリを使い農家への生産指導から農産物の仕入れ、飲食事業者への販売まで包括的に農業を支援。先ごろ国営通信テレコムニカシ・インドネシア(テルコム)グループが主導した投資ラウンドで1,350万米ドル(約18億9,000万円)を調達した。今後はテルコムのグループ企業と協力し、作物の生育管理に気象条件を自動で把握する気象センサーの導入を目指すなど、農業の効率化を加速させる。