10月CPIは6.9%上昇、旅費伸び悩みで減速
オーストラリアの10月の消費者物価指数(CPI、季節調整値)が、年率で6.9%上昇と前月から0.4ポイント下落したことが豪政府統計局(ABS)の月次発表で分かった。市場予測の7.4%上昇を下回った背景には、旅行関連費用や生鮮食品の上昇率が大きく下がったことがある。ただ、月次発表は四半期発表より対象項目が制限されていることから、物価動向を実態より過小評価させる恐れがある。
オーストラリアの10月の消費者物価指数(CPI、季節調整値)が、年率で6.9%上昇と前月から0.4ポイント下落したことが豪政府統計局(ABS)の月次発表で分かった。市場予測の7.4%上昇を下回った背景には、旅行関連費用や生鮮食品の上昇率が大きく下がったことがある。ただ、月次発表は四半期発表より対象項目が制限されていることから、物価動向を実態より過小評価させる恐れがある。