フィリピン・ココナツ庁(PCA)は1~3月期のバージンココナツ油の輸出額が、前年同期の2.4倍となる756万6,132米ドル(約5億9,850万円)に達したことを明らかにした。輸出量も同93.6%増の1,719.23トンだった。
最大の輸出先はフランスで、輸出額は前年同期の11倍となる7万6,000米ドル、輸出量は同7.7倍の16.48トンだった。以下、台湾、フィンランド、香港が続き、各国・地域で輸出額・輸出量ともに前年を大きく上回った。PCAのフォーブス長官によると、バージンココナツ油はアジアや欧州、米国など27カ国・地域に輸出されている。
また、同長官は昨年のバージンココナツ油の輸出額が前年の2.7倍となる2,249万8,130米ドル、輸出量が前年比79.5%増の4,913.5トンに達したことを明らかにした。輸出増加の背景については、「バージンココナツ油の健康効果に対する認識の高まりが貢献した」との見方を示している。
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