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挑戦続ける台湾産カカオ

コスト上回る価値創出へ試行錯誤

台湾でカカオが採れることはあまり知られていない。嗜好(しこう)品のビンロウの転作作物として台湾政府が推奨しており、台湾でカカオ栽培から製品化までを一貫して行ったチョコレートは世界的な評価も受けている。一方で、他の生産国に比べてコストが高いことが国際市場での障壁となっており、政府や関係者はさまざまな付加価値をつけて市場の拡大を図ろうとしている。【菅原真央】