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上海のGDP、2Qは13.7%減=都市封鎖で

上海市統計局と国家統計局上海調査総隊は18日、上海市の2022年第2四半期(4~6月)の域内総生産(GDP、速報値)が前年同期比13.7%減少したと発表した。3月末から約2カ月間続いたロックダウン(都市封鎖)で経済活動が一時ストップし、第1四半期(1~3月)の3.1%成長から大幅に悪化した。四半期ベースのマイナス成長は20年第3四半期(7~9月、0.3%減)以来。

金額ベースのGDPは9,339億600万元(約19兆1,500億円)。

上半期(1~6月)のGDPは前年同期比5.7%減の1兆9,349億3,100万元。同市は1月に22年のGDP成長率目標を前年比「5.5%前後」に設定したが、上半期は通年の目標値を11.2ポイント下回った。

産業別では、第1次産業が1.7%増の34億5,200万元、第2次産業が13.7%減の4,452億7,800万元、第3次産業が3.1%減の1兆4,862億100万元だった。

■鉱工業生産総額は9.7%減

上半期の鉱工業生産総額(一定規模以上の企業対象)は9.7%減の1兆7,154億7,300万元となり、下げ幅は1~5月から5.6ポイント縮小した。6月の鉱工業生産総額は前年同月比15.8%増加。ロックダウン解除に伴い持ち直した。

鉱工業生産総額のうち戦略性新興産業は2.1%減の7,170億700万元と落ち込んだが、「新エネルギー車(NEV)」産業(57.2%増)と次世代IT産業(8.2%増)は好調だった。集積回路(IC)産業は13.3%、人工知能(AI)産業は14.7%それぞれ増えた。

主要工業製品の生産量を見ると、スマートフォン(2.2倍)やNEV(67.0%増)、リチウムイオン電池(25.7%増)、ウエハー(14.3%増)などはプラス成長を確保した。

付加価値ベースの鉱工業生産額は11.3%減少した。

■固定資産投資は19.6%減

固定資産投資は19.6%減で、うちインフラ向けは38.1%減、工業向けは21.1%減、不動産開発向けは17.1%減となった。

新築住宅の販売面積は19.8%減の535万8,000平方メートルだった。

■小売売上高は16.1%減

個人消費の指標となる小売売上高は16.1%減の7,590億9,600万元。内訳は卸売・小売業が14.6%減の7,107億5,600万元、ホテル・飲食業が33.1%減の483億4,000万元だった。

同市企業、商店のインターネット小売額は0.9%増の1,729億8,400万元で、小売売上高全体の22.8%を占めた。

6月の小売売上高は前年同月比4.3%減の1,543億4,200万元となり、下げ幅は前月から32.2ポイント縮小した。

上半期の住民1人当たりの平均可処分所得は都市部が3.3%減の4万950元、農村部は4.9%減の2万1,434元だった。新規就業者数は25万2,900人で、前年同期から14万9,400人減少した。

消費者物価指数(CPI)は2.8%上昇、工業品卸売物価指数(PPI)は3.3%上昇となった。


関連国・地域: 中国-上海
関連業種: 医療・医薬品マクロ・統計・その他経済

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