フィリピンの電力大手アボイティス・パワー(APC)は27日、北部ルソン島のパンガシナン州アギラルに建設するラオアグ太陽光発電所を中国系企業と地場企業に発注したと発表した。EPC(設計・調達・建設)契約を結んだ。
再生可能エネルギー子会社アボイティス・リニューアブルズ傘下の特別目的会社が、中国の江蘇蘇美達集団(SUMEC)傘下のSUMECコンプリート・イクイップメント・アンド・エンジニアリング、地場ハンセイ・コーポレーションと契約した。契約額は明らかにしていない。
ラオアグ発電所は、アボイティス・パワーがパンガシナンに建設する2カ所目の太陽光発電所となる。設備容量は15万9,000キロワットピーク。2023年6月までの稼働を目指す。稼働後の発電量は10万世帯分の使用量に相当する年2億6,100万キロワット時を見込んでいる。
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