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ワクチン2回接種で隔離3日 バリでは隔離なし入国を実施

インドネシア政府は3月1日から、新型コロナウイルスワクチンを2回接種した海外からの入国者に対し、入国後に義務付けている隔離の期間をこれまでの5日間から3日間に短縮する。また、国内有数の観光地バリ島では14日から、条件を満たした入国者を対象に、隔離なしでの入国を認める制度を試験的に実施する。バリ島での試験が順調に進めば、4月にはワクチン接種を済ませた渡航者の隔離なし入国を全国に広げることも視野に入れ始めた。

バリ島のングラライ空港でシンガポール便への搭乗手続きをする外国人旅行者たち(アンタラ通信)

バリ島のングラライ空港でシンガポール便への搭乗手続きをする外国人旅行者たち(アンタラ通信)

ルフット調整相(海事・投資担当)が2月27日の会見で発表した。政府は同月16日から、新型コロナワクチンの追加接種(ブースター接種)者を対象に隔離期間を3日間に短縮していたが、これを2回目の接種を完了した人にも拡大する。

一方、バリ島で試験的に隔離なし入国を認める対象者の条件として、(1)滞在するホテルに4日間以上の予約を済ませて支払いも完了していること、インドネシア人についてはバリ島に滞在している証明書を提示すること(2)新型コロナウイルスワクチンの2回または追加接種(ブースター接種)が完了していること――などを定めた。

空港到着時にPCR検査を受けてから、ホテルで待機し、陰性結果が出れば衛生規律を守った上で自由に行動しても良いとした。3日目に再びPCR検査を受ける。また、観光ビザを申請するために保証人をつける義務事項は撤廃する。

ルフット調整相(海事・投資担当)は、14日からの実施を念頭にしつつ、向こう1週間の感染状況が改善すれば実施を1週間前倒しする可能性も示唆した。

さらに、今後の感染状況次第とした上で、バリ島での試験実施が問題なく進めば、隔離なしでの入国措置を4月1日から、あるいはそれよりもさらに早く全国に広げる考えも明らかにした。

新型コロナ緊急対策本部(タスクフォース)によると、バリ島の1日当たりの感染者数は2月9日に2,556人と過去最多となり、それ以降は次第に減少傾向にある。27日は332人だった。全国の感染者数は、2月中旬に一時6万4,000人を超えたものの、28日には2万5,054人まで減少した。

■1,600人以上がバブル方式で入国

ルフット調整相によれば、政府がバリ島で外国人観光客の受け入れを再開してから、これまでに1,600人以上がバリを訪れた。このうち半数以上が、行動規制が緩和される政府指定の「バブルエリア」に滞在することを選択したという。

バブル方式での入国が認められる滞在先の宿泊費は1泊平均300万ルピア(約2万4,000円)。政府は今後、バブルエリアに指定するホテルを17軒まで増やすほか、通常の隔離ホテルも41カ所増やすと明らかにした。


関連国・地域: インドネシア
関連業種: 観光マクロ・統計・その他経済社会・事件

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