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NEC、クラウド対応データセンターを稼働

NECのアジア太平洋地域の統括会社NECアジア・パシフィック(NEC APAC)は27日、地場STエレクトロニクスとの合弁会社を通じて国内に設立したクラウド対応データセンター(DC)を正式稼働する。NECが東南アジアで同様のデータセンターを開設するのは初めて。

NEC APACとSTエレクトロニクスが昨年設立した合弁会社NEC STEEクラウドサービシズ(NSCS)が運営する。NEC APACの広報担当者は26日、NNAに対して「現地市場に詳しい地元企業とパートナーを組むことで、需要に即したDCサービスを提供できる。新DCは(合弁会社設立時に発表していた)投資額600万Sドル(約3億9,200万円)のうちの一部を利用する」と話した。

新DCは、サーバーなどのハードウエアや運用管理などのミドルウエアなどをベースにシステム維持に必要なIT資源を集約。SaaS(ソフトウエア・アズ・ア・サービス=アプリケーションソフトウエアをインターネット経由で提供するサービス)を中心としたクラウドサービスを提供する拠点となる。

NEC APACは昨年、独SAPのゴールドパートナーに認定されており、NSCSでもクラウド基盤を通じてSAPのソフトウエアを提供する。NSCSは昨年の設立以来、すでにクラウドサービスを提供しているが、現在の事業範囲はシンガポール市場が中心。新DCの開設を機にシンガポールをはじめ東南アジア諸国連合(ASEAN)地域で官民両分野向けにクラウドサービスを拡大したい考えだ。

STエレクトロニクスは政府系航空・防衛最大手シンガポール・テクノロジーズ(ST)エンジニアリングの電子部門。


関連国・地域: シンガポール日本
関連業種: IT・通信

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