住友商事はベトナムの首都ハノイで食品スーパーの本格展開に乗り出す。地場複合企業BRGグループと合弁で運営する「フジマート」の店舗を2028年までに50カ所に増やし、売上高を300億円規模に引き上げる。ベトナムでは各地の伝統的な市場が市民の食材調達の主流だが、新型コロナウイルスの流行で食の安全意識が高まり、衛生管理を徹底した店舗が見直されつつある。住友商事は、不動産開発に強みがあるBRGとの協力をてこに候補地の確保を急ぎ、日系で先行するイオングループなどを追う。
住友商事はベトナムの首都ハノイで食品スーパーの本格展開に乗り出す。地場複合企業BRGグループと合弁で運営する「フジマート」の店舗を2028年までに50カ所に増やし、売上高を300億円規模に引き上げる。ベトナムでは各地の伝統的な市場が市民の食材調達の主流だが、新型コロナウイルスの流行で食の安全意識が高まり、衛生管理を徹底した店舗が見直されつつある。住友商事は、不動産開発に強みがあるBRGとの協力をてこに候補地の確保を急ぎ、日系で先行するイオングループなどを追う。