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車載半導体に買いだめの動き

TSMC指摘、供給確保へ検証も

ファウンドリー(半導体の受託製造)世界最大手、台湾積体電路製造(TSMC)の劉徳音董事長はこのほど米タイム誌の取材に応じ「車載半導体のサプライチェーン(調達・供給網)で、買いだめをする動きがある」と指摘した。半導体供給不足の影響で自動車各社の生産台数が減少する中、劉氏が買いだめについて言及したのは初めてとされる。必要な顧客への供給を優先するため、検証を行っていることも明らかにした。