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東南アの料理宅配市場、25年に3倍超へ

グラブの料理宅配サービスに使われている車両(手前)や配達員(奥)=シンガポール西部(NNA撮影)

グラブの料理宅配サービスに使われている車両(手前)や配達員(奥)=シンガポール西部(NNA撮影)

シンガポールの配車サービス大手グラブの調査で、東南アジアの料理宅配サービス市場が、2025年に20年比で3倍超の280億米ドル(約3兆円)規模に拡大する見通しが明らかになった。通信インフラなどの整備が進む中、新型コロナウイルスの流行を機に利用者が拡大していることが背景にある。

調査は、グラブが英調査会社ユーロモニター・インターナショナルと共同で実施した。3日に公表した報告書によると、オンライン料理宅配サービスの流通総額は20年に90億米ドルだったが、25年には280億米ドルに拡大する見通し。特に、ミャンマー、ベトナム、フィリピンなどの新興市場がけん引する。

新型コロナの流行による外出制限や店内飲食の制限などを背景に、料理宅配サービスを利用する人が増加した。現在同サービスを利用している人で、コロナ下で初めて利用し始めた人の割合は、東南アジア主要6カ国全体で26%だった。特にフィリピンが39%、タイが33%と高水準だ。

20年10月~21年3月は、利用者の78%が「週に1回以上」注文した。新型コロナに関する規制が緩和された後でも、現在と同じ程度かそれ以上の頻度で料理宅配サービスを利用すると回答した人は87%に上った。

グラブのグループ・マネジングディレクター(オペレーション部門担当)、ラッセル・コーヘン氏は「東南アジアのオンライン料理宅配サービスの利用は、現在は大都市がメイン。インフラや通信網の向上で、今後は小規模な都市にも広がっていくだろう」と述べた。


関連国・地域: タイベトナムミャンマーマレーシアシンガポールインドネシアフィリピン
関連業種: 食品・飲料運輸IT・通信サービスマクロ・統計・その他経済

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