フィリピンの大手財閥アヤラ・コーポレーション傘下の発電会社ACエナジーは5日、再生可能エネルギー発電子会社を通じ、太陽光発電所の開発を手掛けるマレーシア系NEFINホールディングと合弁会社を設立すると発表した。アジア各国で太陽光発電事業を展開する。
子会社ACリニューワブルズ・インターナショナル(ACRI)とNEFINが折半出資して合弁会社を設立する。アジア全域で屋根置き型の太陽光発電システムの開発、運営を手掛ける。発電容量は計2万1,000キロワットになる見込み。
ACリニューワブルズは、向こう数年のプロジェクト実施に必要な資金として、合弁会社に1,000万米ドル(約11億円)を注入する。さらに事業を拡大する際には、追加で資金を提供する考え。
ACエナジーは東南アジア最大の再生エネ発電事業者になることを目指している。2025年までに発電設備容量を500万キロワットに引き上げる計画だ。
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