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マハティール氏ら、首相辞任を要求

ムヒディン首相の辞職を求め、独立広場に集結し抗議活動を行うマハティール氏(中央)ら野党勢=2日、クアラルンプール市内(プジュアンのツイッターより)

ムヒディン首相の辞職を求め、独立広場に集結し抗議活動を行うマハティール氏(中央)ら野党勢=2日、クアラルンプール市内(プジュアンのツイッターより)

マレーシアのマハティール前首相が会長を務める「祖国闘士党(プジュアン)」は2日、政局の混乱を受けて、ムヒディン首相と閣僚の辞任を求める声明を出した。アブドラ国王が緊急事態勅令の撤回を承認したかのような誤解を国民に与えたと主張している。

緊急事態勅令は法律と同じ効力を持つもので、国王が議会を通さずに発令できる。プジュアンは「国王は勅令の撤回に同意したわけではなく、国会で審議するよう求めていた」と指摘し、政府の説明に異議を唱えた。声明は、マハティール氏と同党の総裁を務めるマハティール氏の三男、ムクリズ・マハティール氏(前クダ州首相)、連邦議会の下院議員2人の計4人の連名で出された。

アブドラ国王は新型コロナウイルスの感染拡大を受け、1月12日に全土を対象とした緊急事態宣言を発令。今月1日を期限とする同宣言下で6つの緊急事態勅令が発令されたが、タキユディン・ハッサン首相府相(議会・法律担当)は先月26日に開幕した連邦議会下院の特別国会で、これら勅令の撤回を閣議で決定し、国王に同意を得たと説明した。

これに対して王室は「国王は勅令の撤回に同意しておらず、国会での審議を求めた」とする声明を発表。その後、首相府は「閣議での決定は適切で、連邦憲法に沿ったものだ」との見解を示していた。

■国会に向けてデモ行進も

下院では計11人の新型コロナ感染が確認されたことから、2日に予定されていた特別国会の最終日の開催が無期延期され、再開のめどは立っていない。

スター(電子版)によると、2日午前にはマハティール前首相や野党連合の中核政党である人民正義党(PKR)のアンワル・イブラヒム党首らが、国会に向けて政府を批判するデモ行進を行った。警察が道を封鎖したため、一行は独立広場に行き先を変え、広場でアンワル氏が演説した後、午前11時ごろ解散した。


関連国・地域: マレーシア
関連業種: マクロ・統計・その他経済政治社会・事件

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