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半導体製造現場の影響不可避

コロナ拡大で従業員2千人を隔離

外国人労働者の新型コロナウイルス感染が相次いでいる台湾半導体封止・検査大手、京元電子(KYEC)は7日午前までに、停止していた工場の操業を再開した。だが、新型コロナ対策を担う中央流行疫情指揮中心の決定で外国人労働者2,000人余りが2週間の出勤停止となっており、台湾籍従業員を緊急配置したものの、製造現場への影響は避けられない状況だ。正常化への道筋は見えておらず、半導体供給への影響は当初の予測より大きくなるとの指摘も出ている。