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APAとウッドサイド、WA水素計画を断念

オーストラリアのパイプライン大手APAグループと石油大手ウッドサイド・ペトロリアムが、西オーストラリア(WA)州中部で計画していた再生可能エネルギーを利用した水素生産プロジェクトを棚上げしたことが分かった。連邦政府のオーストラリア再生可能エネルギー庁(ARENA)からの支援金を得られなかったため。11日付オーストラリアン・ファイナンシャル・レビューが報じた。

両社の共同プロジェクトでは、APAが同州バジンガラ地区に保有する風力・太陽光発電所からの電力を使って水素を生産し、発電や輸送・産業向けに供給するほか、長期的にはパイプラインを使ってパースに送り込む計画だった。

同プロジェクトは、ARENAに支援金を申請した水素プロジェクト7件に含まれていたが、先週、支援金を受けられないことが判明。ウッドサイドがタスマニア州で計画している水素生産プロジェクト「H2TAS」も支援金を得られなかったが、同社はH2TASを続行する方針を示している。

ARENAは当初、計7,000万豪ドル(約60億円)の支援金を予定していたが、審査の結果、プロジェクト3件に計1億330万豪ドルを提供することを決定した。これらの3件は、香港の長江実業集団やフランスの電力・ガス大手エンジー、カナダ系アトコ(ATCO)などの外資系が絡むプロジェクトとなっている。


関連国・地域: オーストラリア
関連業種: 化学天然資源電力・ガス・水道マクロ・統計・その他経済

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