米ユナイテッド航空の旅客機ボーイング777型機が20日(現地時間)、米西部コロラド州デンバーの空港を離陸直後に米プラット&ホイットニー(P&W)製エンジンが炎上して部品が落下したことを受けて、韓国の航空各社も同タイプのエンジンを搭載した全てのボーイング777型機(29機)の運航停止を決めた。韓国メディアが伝えた。
29機の内訳はアシアナ航空が9機、大韓航空が16機、格安航空会社(LCC)のジンエアーが4機となっている。この中には新型コロナウイルス感染症による需要減ですでに運休している機材もあるが、各社は運航を全て停止することにした。
ボーイングは、米連邦航空局(FAA)が検査手続きを確定するまで777型機の運航を停止するよう航空会社に呼び掛けている。
韓国国土交通省は韓国各社に対して777型機の点検を指示した。今後の措置については、FAAの発表内容に応じて決める方針だ。
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