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INPEX、豪ダーウィンで水素生成検証

国際石油開発帝石(INPEX)はこのほど、参画する人工光合成化学プロセス技術研究組合(ARPChem)が、オーストラリアのダーウィンで太陽光を活用したソーラー水素生成の有効性検証を開始したと発表した。また、同社がオペレーターを務めるイクシス液化天然ガス(LNG)プロジェクトで二酸化炭素(CO2)の回収・貯留を進める。一連の取り組みにより、2050年に事業からのCO2排出を実質ゼロにする目標の達成を目指す狙いだ。【NNA豪州編集部】

INPEXの広報担当者はNNAオーストラリアに対し「ソーラー水素生成は立ち上げたばかりのプロジェクトとなる。生成した水素の輸出や供給については今後検討していく」と説明した。

ソーラー水素生成では、太陽光と光触媒によって、CO2を排出することなく水素を生成する。

ダーウィンでのプロジェクトは、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)がARPChemに委託したもので、INPEXが主導している。

ソーラー水素パネルはARPChemと東京大学の触媒開発チームが開発し、昨年12月にダーウィンに設置された。今年12月まで検証を行う見通しだ。

検証から得られた結果は、実用化を念頭に置いた生産能力の拡大に貢献するとみられている。

■イクシスでCO2回収・貯留も

INPEXは、イクシス液化基地において、天然ガスから分離されるCO2を地下に圧入し、貯留する計画だという。

同社の広報担当者は「貯留場所はこれから見極める。日本で実績があるので、そのノウハウを生かして進めていく」と説明した。

同社は4月1日より、商号を現在の国際石油開発帝石からINPEXに変更する予定。

ダーウィンに設置されたソーラー水素パネル(同社提供)

ダーウィンに設置されたソーラー水素パネル(同社提供)


関連国・地域: オーストラリア日本
関連業種: 化学天然資源電力・ガス・水道

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