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ヘッジファンドの米エリオット、香港撤退へ

米ヘッジファンド、エリオット・マネジメントが香港オフィスの閉鎖を計画しているようだ。従業員は東京とロンドンに移されるという。20日付サウスチャイナ・モーニングポスト(電子版)などが消息筋の話として伝えた。

それによると、エリオットはこの数年にわたり香港業務を段階的に縮小しており、今年に入って香港での投資活動を停止した。香港島・中環(セントラル)にあるオフィスの従業員数は2019年の約40人から20人未満に減ったという。

変化は18年に始まった。当時の香港オフィス責任者、ジェームズ・スミス氏が同年にロンドンに移り翌年に退職してから、エリオットのアジアでの活動は主にロンドンと東京から運営されるようになっている。

消息筋の1人によると、香港オフィス閉鎖は19年の香港政府などに対する抗議活動や20年の香港国家安全維持法(国安法)の施行とは関係がないという。

エリオットのアジアにおける「物言う株主」としての活動のうち、香港地場大手行の東亜銀行(BEA)との法廷闘争は5年間続いた。双方は同行の三井住友銀行に対する第三者割当増資などを巡って対立してきたが、20年3月に東亜銀が戦略の見直しに合意し、エリオットはこれを支持。エリオットは訴訟を一時停止した。

エリオットは1977年にポール・シンガー氏が設立。20年6月時点の運用資産は410億米ドル(約4兆2,500億円)に上る。05年から香港に拠点を構えている。


関連国・地域: 香港日本米国
関連業種: 金融マクロ・統計・その他経済社会・事件

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