マレーシアのゴム手袋製造大手、スーパーマックス・コーポレーションは21日、米デラウエア州に完全子会社マクスター・ヘルスケアを設立したと発表した。米国での地域本社と位置付け、医療用手袋やその他の個人防護具(PPE)を生産する計画だ。同社にとって海外初の医療用手袋工場となる。
資本金は1億米ドル(約103億円)まで増資する。当初の払込資本金は、医療用手袋の第18工場に対する設備投資5億5,000万米ドルの一部を充てる。資金は手持ち資金と銀行借り入れで賄う。
スーパーマックスは今後の需要増を見据え、13億9,000万リンギ(約354億円)を投じ、2022年までにゴム手袋工場を国内5カ所に建設する計画だ。年産能力を現行の261億7,000万枚から484億2,000万枚に引き上げる。
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