中国の自動車最大手、上海汽車集団(上汽集団、SAICモーター)とタイの大手財閥チャロン・ポカパン(CP)グループとの合弁会社SAICモーター・CP(上汽正大)は26日、「MG(名爵)」ブランドのステーションワゴンの電気自動車(EV)「MG・EP」を発表した。12月1日から全国で販売する。
MG・EPは50.3キロワット時(kWh)のリチウムイオン電池を搭載し、1回の充電の航続距離は380キロメートル。最高出力163馬力で、積載可能量が1,456リットルと大きいことや、米アップルのOS「iOS」の利用が便利なアプリ「アップルカープレイ」が利用できる8インチのタッチスクリーンを搭載することなどをアピールする。ボディーカラーは白、灰色、黒の3色。
販売価格は12月1日に開かれる、自動車展示・販売会「第37回タイ国際モーターエキスポ」のメディア公開日で発表される。同日に展示会と全国のショールームで予約受付を開始する。同エキスポの一般公開日は同2~13日となる。
SAICモーター・CPは、昨年6月にスポーツタイプ多目的車(SUV)のEV「ZS・EV」を発売したのを皮切りにタイでEV販売を開始。今年10月にはスポーツタイプ多目的車(SUV)のプラグインハイブリッド車(PHV)「MG HSPHEV」を発表した。
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