コロナ対策の行動制限が緩和され、ジャカルタでは結婚披露宴が式場の収容可能人数の25%または100人以下に制限して開かれるようになった。しかしインドネシアの披露宴は数百人を招待するのが慣例。友人は知恵を絞り、自宅でパーティーを開くことに決めた。
披露宴には、親族や近しい友人など100人を厳選して招待。それ以外の招待客は、新郎新婦の実家に呼ぼうというわけだ。まず朝9時から正午まで結婚式場を借りて披露宴。午後2時から夕方6時までは新婦の実家で250人を招待した。翌日は新郎の実家に招待客が300人近くやって来た。
自宅のパーティー会場には、招待客が混み合うだけでなく、マスクをあごにかけていたり、対人距離を保たずに飲食を楽しむ姿もちらほら。「もし感染したらどうするの?」との問いに返ってきた答えは、「健康を祈るしかないね」だった。(エ)
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