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豪クリスマス商戦、オンラインが40億$規模

オーストラリアの今年のクリスマス商戦は、オンライン支出が40億豪ドル(約2,978億円)と過去最大規模になると期待されている。小売各社は、新型コロナウイルスの感染流行収束後も電子商取引(EC)の利用傾向は続くと見ているようだ。一方で、豪政府統計局(ABS)が発表した9月の小売売上高の暫定値(季節調整値)は前月比1.5%下落した。22日付オーストラリアンなどが伝えた。

郵便局オーストラリア・ポスト(AP)によると、3月以来オンラインで商品を購入した世帯は800万に上り、このうち100万世帯は初回利用だった。さらに、宅配件数の伸びは7~9月期だけで2年前の年間成長率を上回ったという。同氏は、新型コロナを受けたECの急拡大は今後の小売市場を変えるとしている。

APは、クリスマス商戦でのオンライン販売は前年比25%増加するとみており、従業員を5,000人増員するほか、宅配車両3,000台、航空貨物便18機、宅配便のピックアップ拠点を30カ所、追加するという。

ABSによると、9月の小売売上高は北部準州(NT)以外全州で前月比減少した。ただし、前年同月比では5.2%増加。オーストラリア小売業協会(ARA)のザーラ会長は、前年同期比での増加はクリスマス商戦を前に朗報としている。アナリストらも、11月には米国発の世界最大規模の商戦「ブラックフライデー」も控えていることから今後は改善すると見る向きが多い。

■「オンライン購入傾向は今後も続く」

家電販売最大手JBハイファイやディスカウント医薬品チェーン大手のケミスト・ウエアハウスなども、オンライン検索が実店舗での購入に繋がる例が増えているとし、新型コロナ収束後も消費者のEC利用は続くとの見方を示している。

オンライン小売りキャッチ・グループの創業者、レイボビッチ氏は、「EC事業を開始するなら現在から来年にかけてが最適」としている。


関連国・地域: オーストラリア
関連業種: 食品・飲料運輸IT・通信小売り・卸売りマクロ・統計・その他経済社会・事件

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