• 印刷する

テイクオフ:ほぼ漢字だけが並ぶメニ…

ほぼ漢字だけが並ぶメニューと、鼻をつく香辛料の匂い。日本語がおぼつかない店員のほどよい無愛想さも、ひとときの旅行気分を盛り上げてくれる。

国・地域をまたいだヒトやモノの往来が困難な昨今。かつての中華圏暮らしが懐かしくなったときは、華人が開いた同胞向けの飲食店へと足が向く。東京近郊でも店の会話や注意書きは中国語のみ。「我回来了(ただいま)」と一人つぶやき、感染症対策を確認した上で、紹興酒片手に店の空気と同化する。

はて、ここは北京だったか、いや上海か。ぼんやりした頭で味わう、ささやかな疑似出国。他の客もきっと考えることは同じだろう。とはいえ時節柄、あまり長い時間「駐在」するのもよろしくない。国境ならぬ県境を越えて現実に戻る道すがら、いつの間にかアジアが遠くなった現実と、それに伴う謎の喪失感を、あらためてかみしめるのである。(潮)


関連国・地域: 中国日本
関連業種: 社会・事件

その他記事

すべての文頭を開く

ドンドンドンキ8号店、30日に南部で開業(10/23)

ソリマチ、会計から農業支援 持続可能な農業へ日系の挑戦(下)(10/23)

韓国が日本に関係改善要請 隔たり依然、徴用工で悪化懸念も(10/23)

日本、コロナ支援で250億円の借款を約束(10/23)

テイクオフ:25年前、進学のため北…(10/23)

東京発の臨時便が可能に JALと印国営、定期便は運休(10/23)

川重、来年1Qに水素輸送実験 VIC州は水素ハブに(10/23)

日産、新小型SUV「マグナイト」21年投入(10/23)

すべての文頭を開く

※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社NNAは一切の責任を負いません。

の記事は有料サービスご契約者様限定記事です。契約すると続きをお読みいただけます。契約されている方は、画面右側にある各種ログインからログインください。
無料トライアルはこちら
購読申し込みはこちら

NNAからのご案内

出版物

SNSアカウント

各種ログイン