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シェル、マランパヤガス田の権益45%売却へ

英・オランダ系石油大手シェル・フィリピン・エクスプロレーション(SPEX)は23日、パラワン沖にあるマランパヤガス田の権益45%の売却を検討していることを明らかにした。親会社シェルの体力強化に向けた資産再編の一環と説明している。

SPEXのパウリーニョ社長は声明で、「マランパヤガス田の価値を最適化できる信用できる買い手に売却し、スムーズに移管できるようにしたい」との意向を示した。フィリピン事業は依然として重要とも強調した。

SPEXは、マランパヤガス田(サービス・コントラクト=SC38鉱区)を運営するコンソーシアム(企業連合)の1社。同コンソーシアムにはフィリピンの実業家デニス・ウイ氏が率いるウデンナ・コープ(権益比率45%)、国家石油公社エクスプロレーション(PNOC―EC、同10%)が加わっている。

地元紙によると、マランパヤガス田はルソン地方の発電燃料の約40%を担う重要エネルギー源。バタンガス州の5カ所の火力発電所(合計発電容量321万1,000キロワット=kW)に天然ガスを供給している。

一方で、資源の枯渇が懸念され、運営権の契約は2024年で切れることになっている。コンソーシアムは契約延長を求めているが、政府は回答していない。

同ガス田では、米系シェブロン・フィリピンも権益45%を保有していたが、3月にウデンナ・コープに売却した。


関連国・地域: フィリピン
関連業種: 自動車・二輪車天然資源電力・ガス・水道

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